セキショウ
Acorus gramineus ショウブ属 サトイモ科
和名:セキショウ(石菖)
英名:Japanese rush
谷川の岩のほとりや湿地などに自生する常緑多年草。日陰~日向まで植え付け可能。日当たりのよい場所では、水を多く含む湿地に適す。乾きに弱いので、庭植えでは古くから流れの岩組みの間やほとりに植えられている。他日陰又は半日陰の場所、手水鉢・バードバスなどの近くへ植えるとよい。セキショウの花というと、ピンとこない方も多いかと思いますが、ニョキっとした太さ5mm程度のこんなかたちの花を3~5月につけます。(肉穂花序) 葉は細く、剣状で長さは20cm~30cm。原種の葉は緑色。他セキショウには多くの品種があります。斑入りのもの'バリエガータ'、黄色い'オウゴン'などは、庭の日陰を明るくしてくれます。小さいタイプの姫セキショウと呼ばれる葉の短いタイプのものもあり、盆栽などに使いやすい品種です。