~半日陰の庭便り~秋の実りと春への準備
急に早足で秋が来ましたね!秋雨に濡れ、庭も秋へと衣替えをし始めています。日光が庭へ落とす陰が大きくなってきました。冬支度の準備を始める季節がすぐそこまで来ています。
アロニアやオトコヨウゾメは赤く実が色づいてきました。ソヨゴはまだもうちょっとかかります。ナツハゼの葉の色もどんどん赤くなっていきます。ナツハゼの葉の赤さが増すと、秋心も深まります。
↑アロニアの実
↑オトコヨウゾメの実
この時期に春へと思いをはせ、どんな春の花壇構成にするかを考えます。色の構成をどうするかを考えて、春咲きの球根を購入する時期です。パンジーやハボタン、シロタエギクなどの苗は、もう少し寒くなってから購入します。パンジーの配色をどうするかと合わせてイメージしておきます。チューリップは庭用とコンテナ用では別の配色イメージにします。庭植え用のチューリップの色に迷ったら、自然に溶け込み易い優しいピンク色や白形を選ぶと馴染み易いです。赤やオレンジのような派手な色は定番ですが、主張しすぎるので、庭の木々の下で魅せるのにはテクニックが要ります。足元のパンジーやビオラ、ワスレナグサなどとの色のコンビネーションを考えて植えましょう。コンテナ用や花壇では、派手な色の春咲き球根類を取り入れて、いつもは見ることの出来ない色あわせを楽しむとよいですね。