国際バラとガーデニングショウスタート!
昨日よりバラとガーデニングショウがスタートしました。
今回、小手毬 大滝は、吉谷桂子さんのお庭『グレース・ケリーの庭』の制作をお手伝いをさせていただきました。素晴らしいガーデンに仕上がっています。是非会場に足をお運びください。
バラショウは5月16日まで西武ドームにて開催しています。
ここで少しグレース・ケリーのお庭を写真でご紹介します。
<吉谷桂子さんのグレース・ケリーの庭>
全体風景。会場では、芝生の手前までお客様で埋め尽くされてしまうため、全容がわかり辛いのが残念です。本当は、このように素敵な全体風景なのです。手前の花壇は、左手がイエロー系 右手がピンク系で構成されています。
右端の大きなピンクのカスケードを作っているのは、ピンクサマースノーのST仕立て。とても見事で、お客様からあれは何?と皆さんが注目するバラです。
中央には、多肉植物で作られたタペストリー花壇。そして後方の花壇は、ホワイト系の花と植物で、グレース・ケリーを表現しています。
タペストリー花壇は、4月下旬に吉谷さん、グリーンギャラリーガーデンズの吉田さんと共に制作したものを、日光に当てて育て養生し、会場に設置。植えたときよりもぐっと植物が生長して顔を持ち上げ、いい感じになりました。
モナコのグレース・ケリーの庭には、ヤシが植えられているので、このガーデンにもヤシを使っています。奥両サイドの花壇は、赤系と濃いグリーンで構成された花壇になっています。
両サイドに小さな入り口があります。そこから庭を眺めることができます。
横の入り口から見た風景にもかなり吉谷さんがこだわられ、作られています。庭の中に入ったような気持ちで眺めることができ、好評です。
ピンク系花壇 大きな白いユリ カサブランカ、ヒューケラ、ティアレア、白斑キキョウラン、ダリア、バラ、デルフィニウム、ジギタリスetc
黄色系花壇に植えられたメキシカンチューリップポピーは、ランプのように明るい発色。ベロニカ ハミングブルーや、ギリア等の青い色がお互いを惹き立て合っています。
コデマリ‘ゴールドファウンテン’、キンギョソウ、メキシカンチューリップポピー、デルフィニウム、バーバスカム、バラ、ギリア、ベロニカ、ユリ ’コンカドール’etc
吉谷さんは本当に細部にまでこだわり、バラの花向きひとつひとつを丁寧に。お客さんに素敵な仕上がりと顔で見てもらえるように支柱をしたり、ひとつひとつの植物の美しい顔を大切に、向きや傾きにも細心の注意をはらい造り上げられます。(これは私がバラの顔向きを手直ししているところ)
バラショウ14回にも及び庭をつくり続けられてきた吉谷さんとご一緒に。