暑さに負けないタイタンビカス

残暑お見舞い申し上げます。かなりご無沙汰しておりまして、すみません。暑い日々が続きますね・・・こんな暑さでも元気いっぱいの植物

タイタンビカスの花
(写真は木場公園ガーデナー入門講座で管理している花壇より)
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タイタンビカスは、赤塚植物園が開発した植物で、ある特定のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種です。宿根草で、耐寒性と耐暑性があり、強い西日の あたる場所でも大丈夫です。秋には、地上部が枯れてしまいますが、根が地下に残り翌年の春には、また芽を吹いて、初夏には、花を咲かせてくれます。とても強健なので、一度植えつければ、毎年、夏に花を楽しませてくれます。

生育は旺盛。花期は、7月~9月。花の大きさは子供の顔(直径15~25cm)ほど。一日花ですが、次から次へと開花し、1株でのべ200輪近くの花を咲 かせます。この圧倒的な存在感と驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から『巨神タイタン』にちなんで、『タイタンビカス』と名づけられたそうです。

切花利用できる:
タイタンビカスは、一輪、一輪の花は、一日花で夕方にはしぼんでしまい、翌日には、落ちてしまいますが、生育が旺盛な真夏で蕾が多い時期に蕾をたくさんつけた状態で切り取って室内に飾っておけば、毎日、数輪ずつですが、開花し楽しませてくれます。